パワーコンディショナーの重要性と価格帯

太陽光発電システムの周辺機器に、パワーコンディショナーと呼ばれるものがあります。これはインバーターの仲間で、直接電流を交流電流に変換する働きを持っています。太陽光で作られた電力は直流電流ですが、通常の家庭では交流電流を使用しているので、このパワーコンディショナーによって変換されて初めて、使えるようになるのが特徴です。また高電圧を自宅で使うと危険なので、まず低電圧にする必要がありますが、直流の電気は電圧の変更ができません。

しかし交流に変換したことで、低電圧にすることができるようになります。さらに屋内型と屋外型があり、メーカーによって販売価格が違ってきます。パワーコンディショナ-の最大出力によっても、価格は異なりますので注意が必要です。屋内型の安価なものでは25万円からありますが、一般的に30万円前後が相場です。

屋外型の方が若干高く、38万円のものも販売されています。またパワーとしては、公称最大出力3.0kWから5.5kWのパワーコンディショナーが多く販売されており、出力が高いと44万円を超える場合もあります。その他、変換効率も様々なので、購入前に確認することが大切です。パワーコンディショナーの最大出力に関しては、設置するソーラーパネルの最大出力に合わせて選びます。

互換性があれば異なるメーカーを選ぶことも可能です。またソーラーパネルの出力が大きい場合でも、パワーコンディショナーの出力が小さいと、それに応じて発電量も少なくなります。

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