再生可能エネルギーの一つでもある太陽光発電は、ソーラーパネルで電気を作り出す仕組みになります。電気を作り出すと言っても、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換するのがソーラーパネルの役割であり、変換が行われた電気は住居内の電化製品を直接動かす事が出来ない直流電源です。住居内のテレビや冷蔵庫、洗濯機などの電化製品は電力会社が供給を行う交流電源で動くのが特徴です。直流電源はDC電源、交流電源はAC電源などと言いますが、ACコンセントにプラグを差し込む事でテレビを観る、洗濯機で洗濯を行う、食材を冷蔵庫で冷やして保管が出来るようになります。
ソーラーパネルで発電が行われた直流電源は、接続箱で直列に接続が行われ、加算された電気をパワーコンディショナーに送ります。パワーコンディショナーはDC/ACインバーターと呼ぶ装置で、ソーラーパネルの直流電源を住居内で利用する事が出来る交流電源に変換します。太陽光発電には、太陽光100に対し、発電可能な電気がどれだけになるのかの指標となる発電効率があります。発電効率はソーラーパネルだけではなく、電気量損失が生じる部分の計算も含める事が大切です。
パワーコンディショナーは色々なメーカーが製品化を行っています。同じメーカーの製品でも性能そのものが異なりますし、発電した電気の損失が可能な限りゼロに近づく事が理想です。そのため、ソーラーパネルを選ぶと同時に、パワーコンディショナーも効率が良いものを選ぶのがお勧めです。